まもなく5Gが当たり前の時代がやってきます。
5Gが普及すると、各クライアント、具体的にはPCやタブレット、スマホからクラウド上にデータが収集される流れが加速していきます。
このようになると、必然的に個人情報が流出する可能性が高くなり、そのため、セキュリティに対する知識が必要となります。
(2) セキュリティ情報の取得の仕方
それでは、セキュリティの知識をどのようにして獲得すればよいのでしょうか。
日本では国家レベルでサイバーセキュリティ対策を強化する体制を構築してあります。
その中の一つに、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)があります。
IPAでは、「情報セキュリティ」について、国民に情報提供しています。
(3) IPAの提供している情報
① 情報セキュリティ10大脅威
毎年、情報セキュリティ10大脅威を発表しています。
年度ごとのランキングを見比べることで、サイバーセキュリティのトレンドを知ることができます。
「情報セキュリティ10大脅威 2020」には、2019年に発生した社会的に影響が大きかったと考えられる情報セキュリティにおける10の事案が紹介されています。
→ これを見ると、「スマホ決済の不正利用」が新たにランクインしています。
② 読書層別のメニュー
以下のように読書層別のメニューも用意されています。
【読書層別メニュー】
③ JVN (Japan Vulnerability Notes)
「JVN」で世の中のどの製品で脆弱性が発見されているかを知ることができます。
→ 「脆弱性レポート 一覧」
④ 情報セキュリティマネジメント試験
情報セキュリティマネジメントを担う人材の育成を目的に、2016年(平成28年)から始まった試験です。
試験内容は、
「情報セキュリティマネジメント試験の内容」
に記載されています。
「情報セキュリティマネジメント試験ドットコム」
に
「過去問題解説」
があります。
過去問を解いてみて、分からない問題が多い場合は勉強することをお勧めします。
以下の本を一冊読めば十分です。
→ 「情報処理教科書 出るとこだけ! 情報セキュリティマネジメント 2019年版」
(参考)合格者の平均年齢、および回ごとの最年少・最高齢合格者年齢
「統計情報」
によれば、
令和元年では、以下のようになっています。
No | 項目 | 値 |
---|---|---|
1 | 合格率 | 47.0% |
2 | 合格者平均年齢 | 36.0才 |
3 | 最年少合格者 | 14才 |
4 | 最高齢合格者 | 72才 |
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